
Farfisaのビンテージ電子アコーディオンTransicord、パーカッションタブが付いたクラス2です。形状はアコーディオンですが内部構造はFarfisa Compactオルガンとほぼ同じ。アコーディオン型コンボオルガンと言ったほうが近いかもしれません。CompactオルガンのKneeレバー機能を蛇腹で実現しています。本来、音を出すには電源供給を兼ねた専用アンプが必要なのですが、本品は未付属のため本機のみで演奏可能なようにモディファイ(ACアダプター電源, 標準アウトプット装備)しました。アコーディオンプレイヤーの方には奏法そのままにビンテージコンボオルガンサウンドを提供、また平置きにすれば41鍵コンパクトサイズのファルフィッサオルガンとしてご利用できます。標準アウトを装備したことでエフェクターなど出音の加工も簡単ですね。
・鍵盤数:41鍵(F〜A)
・フィートタブ:16'/8'/4'
※フィートタブはMULTI TONE BOOSTER ON時のみ機能します。
・音色タブ:BASS 16'/STRINGS 16/FLUTE 8'/OBOE 8'/TRUMPET 8'/STRINGS 8'/FLUTE 4'/PICCOLO 4'/STRINGS 4'
※音色タブはMULTI TONE BOOSTER OFF時のみ機能します。
・接点方式:3列(16', 8', 4')
・MULTI TONE BOOSTER:ON/OFF
※ON時、蛇腹はTONE BOOSTERとして機能し、OFF時はボリュームコントロールとして機能します。
・VIBRATOタブ:ON/OFF, SLOW/FAST
・PERCUSS.タブ:ON/OFF
※ONにすると減衰音出力となります。減衰長はフロントパネル左上ノブで調整。
※ONにしてテヌート気味に弾くと音がダブることがあります。
・REVERVEタブ:ON/OFF ※専用アンプリバーブのスイッチ。本機は機能しません。
・ベース&コードボタン:6列20行のスタンダードなアコーディオン配列
・
ベース&コード音量スイッチ:3種(中/強/弱)
・
ベースボリュームノブ:対位&根音ベースのマスター音量調節
・左手バンド調整ノブ:左手固定バンドの長さ調節
・
メインアウト・ジャック新規設置(右サイド下)
・
ベース&コード音アウト・ジャック(右サイド上)
※プラグインするとメインアウトからベース&コード音は出力されません。鍵盤音と別出力にすることでPAなどでバランス調整可能になります。
・
電源ON/OFFスイッチ新規設置・電源:DC9V(ACアダプター使用)
・
ACアダプタージャック(2.1mm)新規に設置※付属ACアダプター以外は使用しないでください。故障の原因になります。
・本体重量:約13kg
・本体サイズ:540mm(W)×237mm(H)×440mm(D)
※専用の9ピンコネクター及びアンプは使用できません。
※電源OFFの状態が長期間に及ぶ場合、鍵盤を弾いた時に接触不良を起こすことがあります。その際は1時間程電源を入れたままにした後に演奏を始めてください。
付属品●
スイッチングACアダプター関連商品Farfisa Transicord Custom