オランダの大手電気機器メーカーPhilips、60〜70年代リリースのビンテージオルガンです。音色名が表すように当時のメジャー・VOXオルガンを意識した商品ですが、持ち運ぶことが前提のコンボオルガンに対して、本機は部屋備え付けのホーム演奏利用をターゲットとして販売されていたようです。その証拠にレコードプレーヤーINやTAPE REC OUTを装備するなどステレオセットとの接続も考えられています(ジャックが特殊なため未テストです)。鍵盤アクションが非常に滑らかでグリス奏法向きです。音の途切れもありません。また低音部鍵盤(C1〜F1)を和音キーにスイッチすればコードオルガンとしての演奏も可能です。内部両サイドにスピーカー搭載。スプリングリバーブ内蔵。
・鍵盤数:49鍵(C1〜C5)[マニュアル鍵盤18(C1〜F2)]
・接点方式:3列(8', 4', 2')
・フィートタブ:8'/4'/2'
・音色タブ:VOX I/VOX II/VOX III/VOX IV/VOX V
※VOX III音色タブはフィートタブに影響されません。フィートが全てOFFでも発音します。
・エフェクトタブ:VIBRATO(ビブラート)/NACHHALL(リバーブ)
※エフェクト量はそれぞれVIBRATOノブ/NACHHALLノブで調整します。
・MANUALノブ:マニュアル鍵盤(C1〜F2)切替スイッチ
1:F#2以降の鍵盤と同じ
2:固定トーン(フィートタブと音色タブの影響は受けません)
3:各鍵盤に和音(コード)が割り当てられます(フィートタブと音色タブの影響は受けません)。C1から順にC/C7/D/D7/E7/F/F7/G/G7/A/Bb/A7/Cm/Am/Dm/Gm/Em/Fm
・BALANCEノブ:MANUALノブ2or3でかつSOLO KOMBノブで1がセレクトされている場合、マニュアル鍵盤(C1〜F2)とそれ以外鍵盤(F#2以降)のバランスを調整します。BALANCEノブを上げればマニュアル鍵盤部の出音が小さくなり、F#2以降鍵盤部の出音が大きくなります(ノブを下げれば逆)。
・内蔵スピーカー2基
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接続ジャック:左からエクスプレッションペダル/TAPE RECアウト/ヘッドフォンアウト/レコードプレーヤーイン/アウトプット/専用回転スピーカーアウト
※エクスプレッションペダルとアウトプットジャックは標準ジャックにモディファイしています。その他のジャックは未テスト。
※エクスプレッションペダルはRolandタイプがご利用できますが付属ペダル以外は保証対象外と致します。
※アウトプットにプラグインすると内蔵スピーカーはOFFになります。
・電源:110V・220V・127V・240V切替式/50Hz/40W
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本機は110Vにセットしています。※日本仕様100V電源コンセントでそのままご利用できます。
・サイズ(本体のみ):760mm(W)×194mm(H)×540mm(D)
・サイズ(脚含む):760mm(W)×810mm(H)×540mm(D)
※サイズに譜面台は含みません。
・重量(譜面台&脚含む):約27.3kg
付属品●譜面台
●スタンド(脚):前部用2本(先端に角度のあるもの), 後部用2本
●後部スタンドホルダー
※スタンド設置の仕方はご購入時に動画などでレクチャー致します。
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エクスプレッションペダルRoland EV-5●
電源ケーブル ※日本コンセント用に変換プラグをセットしています。
※佐川急便サイズ200でお送りします。→
料金表